中折れハットは、トップの中央にへこみがあり、正面から見るとクラウンがM字型に見える帽子です。ここでは、中折れハットの由来、デザインの違い、似合いやすい人、コーディネート、かぶり方のポイントをまとめます。
中折れハットの特徴
中折れハットには、ソフトハット由来の柔らかなシルエットのものや、ボーラーハットを凹ませたホンブルグ由来のものがあります。現在見かける中折れ帽の多くは、ソフト帽由来のへこみの形を持っています。

日本では名称が混ざって使われることも多く、ホンブルグやボルサリーノ、ソフトハットといった言葉が広い意味で中折れ帽を指すことがあります。

種類・デザイン
正統派はフェルト製でリボンを巻いたタイプですが、現在は麦わら、デニム、ツイード、本革、レースなど、素材の幅がかなり広がっています。
つばの形にも前後とも上がるオールアップ、前が下がるスナップブリム、全周下がるオールダウンなどがあり、最近はつば広タイプも人気があります。柔らかい素材や「もどり」と呼ばれる膨らみのあるタイプは、比較的かぶり心地がよい傾向があります。
どんな人におすすめ?
中折れハットは男女問わずかぶれる帽子ですが、クラウンの高さ、中折れの形、つばの広さで印象が大きく変わります。
高さのあるクラウンは面長さんには不向きで、浅いものは丸顔さんには向きにくい傾向があります。丸いシルエットは丸顔さん、四角いシルエットは四角顔さん、上に細くなる形は逆三角顔さんに合わせやすくなります。
コーディネート


中折れハットは、どこかきちんとした雰囲気を持つ帽子です。シックすぎるものより、少しカジュアルさや個性のあるデザインを選ぶと、幅広いファッションに合わせやすくなります。
女性の場合は、コサージュやビッグリボンなどの装飾があると、ガーリーな装いにもなじみやすくなります。
かぶり方
中折れの凸凹部分に頭が強く当たるほど深くかぶると、帽子の形が崩れやすくなります。トップに軽く頭が当たる感覚があったら、それ以上深くかぶらないようにします。
基本は少し後ろに倒してかぶると軽さが出て、水平にかぶるとよりシックでクラシカルな雰囲気になります。


