帽子の色の選び方

迷ったらベーシックカラー

ファッションアイテムとして、最近はかなり幅広い色柄の帽子が出てくるようになりました。ただ、やっぱり初帽子は無難な無地がオススメです。ベーシックな「黒・ベージュ・ブラウン」のどれかを選べばまず大丈夫。

3つ目ぐらいにはビタミンカラーの差し色帽子を1つもっておくと便利です。冴えないコーディネートでも、差し色帽子を使えばおしゃれ感がグッと高まります。いろいろな色の帽子が揃ってきたら、服の中のどこかと同じ色の帽子をかぶるetc他の小物と同じようなルールで合わせれば大丈夫です。

黒の帽子は美白効果も

白をかぶるとレフ板効果がある…と思いがちですが、実際は黒をかぶったほうが顔周りが引き締まり、肌の白さがより強調されます。夏だと黒は暑苦しいので敬遠されがちですが、濃い色の帽子をかぶったほうが写真に写った時も肌が白く見えて美人な写りになれます。

挿し色系カラーの選び方

人気のないイエローですが、どんな色にも合わせやすくて他人とかぶる心配もなく、夏でも冬でも来ていただけるカラーなので、ニット帽などの挿し色帽子としてはオススメです。

もう少しナチュラルなものが良い場合は、ボルドーやくすんだターコイズブルー、少しカーキっぽいようなグリーンなどがオススメです。

最近では色味を取り入れやすい「くすみカラー」が流行っており、ピンクやブルー・パープルなど一見派手そうな色物もくすみカラーだと馴染みがよく派手すぎない程よいアクセントになってくれます。

面積の多いつば広ハットだと、差し色の面積が多くなりコーディネートが難しくなってきます。ニット帽やベレー帽だとつばもなく悪目立ちしにくいので、初挿し色帽子には非常にオススメです。悪目立ちが心配な場合は、バイカラーや刺繍ロゴなどで一部に挿し色を使った帽子を購入してはいかがでしょうか?

無地以外の柄物の選び方

基本的に、洋服と同じような流行が帽子にもきています。ブリティッシュスタイルが流行した時はタータンチェックやハリスツイードの帽子がよく売れました。ボーダーが流行すると帽子にもボーダーのものがよく出てくるようになります。

ただ、「服も帽子もボーダー」となってしまうとコーディネートが難しいので、まずはどんなトップスにあわせたいか?を考えて選んでいくと良いかと思います。ミックスカラーのニット帽は人気だけあって、どんなトップスとも相性がよくコーディネートも簡単です。

秋冬では無地だと寒い印象があるのでヘリンボーン柄で厚みのある雰囲気も演出できます。

また、カラーブロックも無地に近いのでコーディネートが楽ちんな帽子となってきます。夏であれば、思いっきり派手な花柄のものだと、中途半端に派手なものよりも意外と着こなしやすくなっています。