低身長さんが帽子を合わせたときにバランス良く見えるコーディネート
コーディネートを考えるとき、ご自身の身長が低くて上手に着こなせないと感じていませんか？
けれども、身長にはそれぞれ個人差があり、低身長さんには低身長さんならではの魅力があります。その魅力を活かしてスタイルを良く見せるには、バランスを意識したコーディネートが得策です。
ここで、バランスアップの強い味方となるのが帽子です。この記事では、低身長さんが帽子を取り入れるメリットと、帽子を使ったバランスの良いコーディネートをご紹介します。おしゃれな帽子と着こなしのテクニックを味方につけて、自信を持ってコーディネートを楽しみましょう。
低身長さんが帽子を取り入れるメリット
小柄な方のスタイルアップに帽子がオススメなのはなぜでしょうか？その理由は大きく分けて3つあります。
まずは、シンプルに帽子をかぶることで高さが増すからです。人は瞬間的に、帽子を含めた高さをあなたの身長だととらえるのですね。
次に、帽子は見る人の視線を上に誘導するので、重心が上がってスタイルが良く見えます。
さらには、選ぶ帽子やかぶり方によって得られるメリットもあるんです。たとえば、濃い色や小ぶりの帽子はボリュームを抑え、相対的に首から下が長く見えます。深めにかぶれば小顔効果も期待できますよ。 このように、帽子には等身バランスを整えるというメリットもあるのです。
低身長さんにおすすめ！
バランスの良い帽子のコーディネート
きれい色トップス×リボン付きの帽子で視線を上に集めて
身長が低い方のコーディネートでは、重心を上げてバランスを取るのが鍵です。
そこで提案したいのが、おしゃれな帽子とカラートップスを使った装いです。帽子はトリムの幅を控えめにしてコンパクトに、リボンでアクセントを効かせるとよいでしょう。上半身に視線を集めるときのポイントは、ボトムスやシューズをシンプルにすることです。さらにベーシックカラーで統一すれば、帽子とトップスを引き立てたコーディネートに仕上がります。
タンクワンピースにキャップを添えて縦長のシルエットに
アルファベットの「I」の字のように真っすぐなシルエットをIラインと呼びます。縦の長さが強調されるIラインの服は、全体のシルエットをシャープな印象に整えてくれるため、身長の低さをカバーしたいときのコーディネートに役立ちます。Iラインの代表的なアイテムは、タンクトップワンピース、ワイドパンツ、ロングタイトスカートなどです。
単調になりがちなタンクワンピースは、スポーティなキャップが味つけに一役買ってくれます。メインのアイテムをベーシックカラーにすると、アクセントのキャップが際立ちます。
トップスインして帽子で引き締め、上半身をコンパクトに
高めの位置でトップスをインした着こなしは、上半身の面積がコンパクトになり、脚をスラッっと長く見せてくれます。簡単なテクニックですが、マスターすると着こなせるアイテムの幅が広がるはずです。
さらにアクセントの帽子とトップスを濃い色でまとめると、より一層のバランスアップにつながります。ベレー帽やキャップのように小ぶりな帽子を選べば、最大限の引き締め効果を狙えるでしょう。
クロップド丈トップスと麦わら帽子の脚長レイヤード
上半身をコンパクトに見せるためには、標準より短いクロップド丈のトップスを合わせるのもおすすめです。お腹周りやヒップが気になるという方は、ワンピースやチュニックに重ね着すると気になりません。
こちらのコーデでもスタイルアップの決め手になるのはアクセントの帽子です。ナチュラルなコーディネートには麦わら帽子やペーパーハットを合わせて。アウトドアやスポーティなコーディネートにはバケットハットやキャップがお似合いです。
深めの帽子×羽織りもので縦のラインを強調
温度調整に便利な羽織りものは、縦のラインを強調してバランス整えるためにも活躍してくれます。とくにマキシ丈やウエストに切り替えがないワンピースのように、低身長さんに難しいとされるアイテムを着るときには欠かせません。
帽子を使った着こなしでは、バケットハットやクロッシェの小顔効果で、さらなるスタイルアップを狙えます。幼く見えることに悩む小柄さんも少なくありませんが、上品な帽子にジャケットを合わせることで、大人の余裕を感じるエレガントな着こなしに仕上がります。
おしゃれな帽子と見せ方次第で、低身長さんもスタイルアップ！
身長の低さや小柄であるということは、あなたが生まれ持った美しさのひとつでもあります。身につけるアイテムやコーディネートの組み方によっては、コンプレックスを魅力として輝かせることができるのです。低身長さんがスタイルアップするためのポイントは、バランスに重点を置いたコーディネートを意識すること。
ご紹介したテクニックを応用することで、これまで苦手だったアイテムも着こなせるようになるかも知れません。お気に入りの帽子を味方にして、自分好みのコーディネートを楽しみましょう。
Writer：Saori
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