カジュアルさを気軽に足せるキャップは、クローゼットの定番アイテム。どんなコーディネートにも馴染んでくれる万能選手ですよね。特にブラックは、その使いやすさからみんながひとつは持っているアイテムなのでは?
今回は、そんな定番の黒キャップをコーデや髪型、アクセサリーなどで差をつけて着こなしている方をご紹介します。
■黒のワントーンコーデに、オレンジとアニマル柄でポイントをプラス
キャップからワンピース、靴までブラックで統一したシックなコーディネート。
メインカラーをブラックのワントーンにすることで、キャップを取り入れてもカジュアル感は控えめな、洗練された雰囲気を出すことができます。
靴下とバッグには差し色として鮮やかなオレンジをチョイス。差し色は、まずは足元やバッグなどの小さな面積のアイテムに取り入れてみるのが、初心者にはおすすめです。
ちらりと見えるトップスのレオパード柄もアクセントに一役買っています。アクセントは色も含め、コーディネート全体の3割程度に押さえておくのがおしゃれに見えるコツです。
キャップ自体にも白いロゴが入っていることで、のっぺり見えすぎないのがポイント。レディなコーディネートに、アクセントとして取り入れてみるのがおすすめです。
■メッシュカラーを黒キャップから覗かせて軽やかに
ロゴキャップから覗く、メッシュカラーの髪色がポイントになった着こなし。上半身はモノトーンでまとめることで、より髪色が際立つコーディネートです。
フェミニンなイメージの強いツイード風ジャケットも、こんな風にロゴキャップと合わせるだけで、カジュアルな印象を加えることができます。
鮮やかなグリーンのスカートを合わせることで、髪色のインパクトに負けないコーディネートに。
黒のキャップは、他のアイテムと色を合わせるだけで、こんなにモードっぽい仕上がりにもできる万能さがあります。
女性らしいコーディネートにハズしアイテムとして、ひとつ持っておくのがおすすめです。
■ベージュ×ホワイトのワントーンコーデに、ロゴ入り黒キャップがアクセント
ホワイトとベージュの淡い色でまとめたコーディネートに、黒のキャップでボーイッシュなアクセントを。
ふんわりとした雰囲気になる淡い色のコーディネートですが、黒のキャップを取り入れることで、うまく引き締めることができます。
帽子だけが浮いた状態にならないコツは、他の小物の色と合わせてあげること。この場合は、バッグの刺繍にも黒が入っているので、まとまり感が出ていますね。
「NATURAL」の文字がカジュアルなアクセントになっているキャップは、無地の洋服にはもちろんですが、ロゴ入りのスウェットなどにもピッタリ。
ロゴが程よいアクセントになってくれるので、無地の黒キャップだとなんだか寂しいというときに取り入れてみてください。
■イヤーカフがチラ見えするショートヘア×黒キャップスタイル
ロゴ入り黒キャップから、イヤーカフをチラ見せさせた大人カジュアルな着こなし。
キャップとショートヘアの組み合わせでもボーイッシュになりすぎていないのは、シアー感が女性らしいトップスと、華奢なアクセサリー使いが特徴だから。
トップスはメロウリブのものを選ぶことで、女性らしさが際立ちます。こんなふうに1枚で着ることも、スウェットなどと重ね着して端だけをチラ見せさせることもできるので、持っていると着こなしのバリエーションが増えて便利です。
キャップは深めではなく、ツバをあげてあえて浅めに被るのもおすすめ。顔まわりに影ができないので、明るい印象を持たせることができますよ。
■キャップと小物をブラックで統一したカジュアルコーデ
オーバーサイズのロゴ入りロンTが今っぽいシルエットのコーディネート。
全体的にカジュアルなコーディネートですが、メッシュ素材のロングスカートを取り入れて程よくレディな仕上がりに。
メガネ、マスクなど顔まわりの小物をキャップと同じ黒で統一することで、まとまり感が出ています。
大ぶりなピアスをつけることで、女性らしいアクセントが加わっていますね。小物でアクセントカラーを取り入れるのはおすすめですが、このように、靴など離れた場所に鮮やかなカラーを持ってきて、顔まわりなどの上半身は黒でまとめてしまうのもおすすめの手法です。
■素材を変えて、黒キャップでも軽やかに
デニム×ギンガムチェック柄が女性らしい、春にピッタリのコーディネート。
ロングヘアでもガーリーに見えすぎないコツは、黒キャップをハズしに取り入れているから。
形は定番のキャップですが、素材を変えるだけでかなり印象が違います。こちらは定番のコットンツイルではなく、麦わら帽子のようなざっくりとした編み方なので、春夏にもピッタリの軽やかな雰囲気。通気性も抜群です。
麦わら素材は難易度が高そう、とお悩みの方でも、こんな風にブラックを選べば大丈夫。素材感で新しいものにチャレンジするときこそ、色味はベーシックな黒を選ぶのがおすすめです。
今回は、黒キャップを使ったおすすめコーディネートをご紹介しました。
黒いキャップは手軽に取り入れやすい定番アイテムだからこそ、差をつけた着こなしが難しいアイテムでもありますよね。
他の人と被る、地味になりそう、ボーイッシュになりすぎるなど、黒キャップの着こなしに悩んでいる方は、ぜひ今回ご紹介した着こなしを参考にしてみてくださいね。
Writer:鈴木 里美
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