太コーデュロイ フライトキャップ
フライトキャップとはサイドにファーやボアなどがついていて、耳を寒さから守れる防寒性に優れた帽子です。かつては飛行機やバイクに乗る際に防寒のためにかぶった実用的なアイテムでした。
現在は、デザイン性が高くおしゃれで温かいアイテムとして、冬のオシャレの定番となっています。
帽子大好きな女性なら、「フライトキャップをオシャレにかぶりたい」と考えたこともあるでしょう。
今回は、フライトキャップの魅力やオシャレなコーデになるポイントなどを紹介します。
フライトキャップの特徴や魅力
フライトキャップは、耳あてがついたキャップです。かつては操縦席がむき出しになった飛行機を操縦する際の防寒具として使われていたのが、名前の由来です。
その後、フライトキャップは頭から耳、首周りを寒さから守る実用的な防寒具として、冬のアウトドアやハンティングに使われるようになりました。
今でも、アウトドアショップに行くキャップの中までファーやボア素材に覆われた実用的はフライトキャップが販売されています。
その一方で、現在、フライトキャップは冬のオシャレアイテムとして性別、年代問わずに人気があります。近年はアウトドアブームも手伝って、アウトドアコーデに合わせるオシャレ女子も増えました。
フライトキャップの魅力は、ボリュームといろいろなかぶり方が楽しめるところ。
耳当てを上にあげれば、ふわふわのファーがボリューム感を演出してくれます。
耳当てをおろすとすっきりとしたシルエットになってイメージが変わるうえに、暖かです。
普段のオシャレはもちろんのこと、晩秋~冬にかけての野外イベントに参加する際にかぶっていけば、寒さも防げます。
フライトキャップをオシャレにかぶるポイント
フライトキャップをオシャレにかぶるには、自分に合ったかぶり方を見つけましょう。
耳当てを上げる、下げる、あごひもをとめる、とめないなどで、印象が大きく変わるのがフライトキャップの特徴です。
「耳当てを下げるなんてダサくならない?」といった心配は無用です。あごひもを止めれば、スカーフやマフラーをまいたような可愛さを演出できます。
あごひもをとめなければ、動きのあるかわいらしさを演出できるでしょう。
また、まっすぐかぶった場合と前を少し上げてかぶった場合では、また印象が異なります。
30代、40代の場合は前を少しあげてかぶったほうが顔がきれいに見えて活発な印象を与えてくれますよ。
フライトキャップは頭の形に合わせて選ぼう
フライトキャップは、浅くかぶっても深くかぶりすぎてもダメ。
頭の形に合わせて、ジャストサイズを選びましょう。
オーバーサイズだとボリュームがありすぎてバランスが悪くなります。
サイズが小さいと窮屈な印象をあたえてしまいます。
インターネットでフライトキャップを購入する場合は、まず頭のサイズを測ってジャストサイズを選びましょう。
フライトキャップはどうしてもファーの部分に視線があつまるので、髪の毛は特にこだわらなくても大丈夫です。しかし、帽子じたいにボリュームがあるのでロングヘアは流すか、まとめるかするほうがすっきりと見えます。
フライトキャップはカジュアルコーデのアクセントに
フライトキャップは、アウトドアグッズなのでカジュアルコーデに合わせましょう。
普段のニットとデニムでも、フライトキャップをかぶるだけでオシャレさがアップします。
「お気に入りのコーデ―だけど少し飽きてしまった」といった場合も、フライトキャップをかぶれば変化がつけられます。
フライトキャップ自体にボリュームがあるので、同色系統でまとめたほうがすっきりと見えるでしょう。洋服にもボアやファーを取り入れると温かいだけでなくよりオシャレに見えます。
フライトキャップを冬のオシャレアイテムに活用しよう
フライトキャップは実用性とオシャレさを兼ね備えた冬のマストアイテムです。
落ち着いた色合いを選べば、30代、40代女性の冬のアイテムとしてもおすすめ。
オシャレなだけでなく防寒性にも優れているので、イベントなどにも重宝します。
Writer:剣先あやめ