シーズンを問わず様々な人々から非常に人気のあるレジャーの一つが、登山です。
そんな登山では、より山登りを満喫するためや、そもそも遭難などのトラブルに見舞われないための、数々の装備が重要になってきます。
そして、その装備たちの中でも欠かせないのが、「登山用帽子」です。
登山用帽子をしっかり被ることで、色々なメリットを享受することが可能となります。
そこで今回の記事では、この登山用帽子を使用することで得られるメリットや種類などを包括的に解説していきましょう。
登山用帽子のメリット
まずは、登山用帽子を身につけることで得られる、メリットの解説から入っていきましょう。
こちらの項では、上記メリットの中でも代表的なものを五つピックアップしてまとめました。
紫外線対策が見込める
最初に解説する登山用帽子を身につけることで得られるメリットは、紫外線対策が見込めるというものです。
紫外線は私たちが暮らしている地上でも、季節を問わず降り注いでいるものとして知られています。
しかし、そんな紫外線ですが、基本的にその総量は標高が高くなればなるほど、増えていく傾向にあるため注意が必要です。
具体的な数字をあげると、標高が1000m上がるごとに10%ほど増えるとされています。
登山をすると、普段の生活よりも大量の紫外線を浴びることになるのです。
そんな紫外線から身を守ってくれるのが、登山用帽子となっています。
登山用帽子の多くはUVカット加工されていますので、安心して山登りライフを楽しむことが可能です。
頭部を保護してくれる
二番目に解説する登山用帽子を身につけることで得られるメリットは、頭部を保護してくれるというものです。山道では落石などの落下物で怪我を負ってしまったり、木の枝などの障害物ですり傷を作ってしまったりするなど、山登りをするうえで支障をきたすものが多数あります。
もしくは、すべって転倒してしまい頭を打ってしまうことも、十分に考えられるでしょう。
このような数々のトラブルから回避するためのアイテムとなるのが、登山用帽子です。
登山用帽子をしっかりと着用していることで頭部が保護され、安全性の向上が期待できるというわけです。
暑さ対策と寒さ対策になる
三番目に解説する登山用帽子を身につけることで得られるメリットは、暑さ対策と寒さ対策になるというものです。
言うまでもありませんが、山登りの最中、もしも登山用帽子を被らずにいると直射日光を大量に浴びてしまいます。
そうなってしまうと、頭部の温度はおよそ40度まで上昇することが分かっています。
そこまで高温になってしまうと、体調不良の要因となるのは火を見るよりも明らかです。
しかし、登山用帽子を着用することで、頭部の温度の上昇を約9度も抑制することが出来ます。
また、寒い時期の登山では、頭部の温度の低下を抑えるための一助となり、とくに耳まで覆ってくれる製品であれば、凍傷などのトラブルから身を守ってくれるための助けとなります。
「まぶしさ」を抑えてくれる
四番目に解説する登山用帽子を身につけることで得られるメリットは、「まぶしさ」を抑えてくれるというものです。
登山用帽子には一般的に普通の帽子よりも長め、もしくは大き目のツバが付いています。
このツバが影を生み出すため、まぶしさを抑えるための効果を発揮します。
目の疲れが軽減されますので、より快適な登山ライフを楽しむことが出来るでしょう。
ファッション性がアップする
最後に解説する登山用帽子を身につけることで得られるメリットは、ファッション性がアップするというものです。
意外に思われるかも知れませんが、登山用帽子にはおしゃれなデザインのものが、たくさんあります。
こういった製品を着用すればコーディネートに幅が生まれ、自然とファッション性がアップします。
「山登りにおいて個性を発揮したい、ほかの人からおしゃれな登山家だと注目されたい」
そんな方には、登山用帽子がピッタリのアイテムとなるでしょう。
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登山用帽子にはどんな種類がある?
登山用帽子のメリットを確認したところで、今度は登山用帽子にはどんな種類があるのかについても見ていきましょう。
本項では、登山用帽子の種類について主だったものを紹介し、そのメリットとデメリットについて解説いきます。
ハット
最初に解説する登山用帽子の種類は、ハットタイプのものです。
メリット
ハットタイプの登山用帽子のメリットは、なんと言っても360度にツバがあることです。
360度にツバがあることで全方位からの紫外線をカット出来たり、日よけ効果が得られたりするからです。
とくに、後頭部にまでしっかりツバがあるものについては、顔もとだけでなく首まわりのケアも期待することが出来ます。
また、ハットタイプの登山用帽子には、基本的にあご紐が付いています。
山のてっぺんとてっぺんを結んでいる山道では、強風の影響を受けやすくなってしまいますが、ハットタイプの登山用帽子であれば上述のとおりあご紐が付属されていますので、帽子が飛ばされてしまうといった事態を回避することが出来ます。
デメリット
ハットタイプの登山用帽子のデメリットの筆頭としてあげられるのが、カッパなどのレインウェアとの相性の悪さです。
上でもお伝えしたとおり、ハットタイプの登山用帽子は360度にツバが付いているため、それが邪魔になってしまい、レインウェアのフードを直接被ることが困難となってしまいます。
そのため、天候が悪いときなどには苦労をするおそれがともないます。
キャップ
続いて、キャップタイプの登山用帽子のメリットとデメリットについても、解説を行っていきましょう。
メリット
キャップタイプの登山用帽子のメリットとして代表的なものが、風の影響を受けにくいというものです。
それもそのはず。
キャップタイプの登山用帽子は前面にだけにしかツバが存在しないため、自ずと風からの悪影響が軽減されます。
ハットタイプの登山用帽子のようにあご紐に頼らずとも、風にまつわるマイナス要素を回避できる点は愛好家たちからも人気です。
またキャップタイプの登山用帽子にはアジャスターゴムが備え付けられているため、サイズの調節が手軽に行えるといったメリットもあります。
デメリット
キャップタイプの登山用帽子のデメリットとしては、顔や首の後ろ部分のケアをおろそかになりがちといったものがあります。
たとえば、紫外線をカットする効果は、ハットタイプの登山用帽子よりも劣ってしまいます。
また、日焼け対策や熱中症対策といった観点から見ても不利になっているのが現状です。
手ぬぐいを首まわりに巻いてみたり、帽子の後部に垂らしてみるなどして対処する必要があるでしょう。
ニット
最後にニットタイプの登山用帽子のメリットとデメリットの解説もしていきましょう。
メリット
ニットタイプの登山用帽子のメリットの中でも、ひときわ目立つものになっているのが、保温性の高さです。
気温が低い冬場の登山でも、その効力をいかんなく発揮してくれることに間違いありません。
また、レインウェアとの相性もバツグンで、フードを簡単に被ることが可能です。
ちょっとした大きさのツバ付のついた製品もありますから、紫外線対策を求める人のニーズにも対応しています。
デメリット
ニットタイプの登山用帽子のデメリットには、通気性に対して制限が存在するといったものがあります。
ニットタイプの登山用帽子の一部には厚手の製品がありますが、そういった製品ですと頭部が蒸れてしまって、せっかく登山の快適性が損なわれてしまいかねません。
登山用帽子の選び方
続いて、登山用帽子の上手な選び方についても触れていきましょう。
ここでは、登山用帽子を選択する際のポイントについて、五点取り上げてまとめました。
サイズが適したものをセレクトする
最初に取り上げる登山用帽子の上手な選び方は、サイズが適したものをセレクトするというものです。
サイズが適していて頭部にきちんとフィットしている登山用帽子は、動いていてもずれにくいですし、風にも強いといったメリットがあります。
このような登山用帽子を購入するためには、まずはサイズの調整が出来るものを探してみるのがよいでしょう。
とくに、ひたいの位置や顔の形に合致させて調節が出来るものであれば、より頭部にフィットしますから、長時間の活動などでも登山用帽子の恩恵をさらに受けることが可能です。
素材を確認する
二番目に取り上げる登山用帽子の上手な選び方は、素材を確認するといったものです。
登山用帽子には毛や化学繊維など様々な素材がありますが、効果を十分に体感したいのであればナイロンやポリエステルなどの化学繊維の方がよいでしょう。
ナイロン製の登山用帽子は一般的に強度があるとされ、摩耗に対する耐性を持っています。
また軽量であり、かつすぐに乾きますし、弾力性があって形状のキープがしやすいといった利点があります。
また、同じ化学繊維であるポリエステルは、ナイロンよりも速乾性に優れていることが強みです。
また通気性も高いため汗、または湿気対策などにも大きな強みを発揮してくれます。
肌触りのよさにも定評があり、多くの人々から愛されています。
カラーはなるべく明るいものをチョイスする
三番目に取り上げる登山用帽子の上手な選び方は、カラーはなるべく明るいものをチョイスするといったものです。
明るい色は、自然と視認性が高くなります。
そのため、万が一の事態が起こったときでも救助隊から発見されやすいといったメリットがあります。
また、夏場などの気温が高くなりがちな季節では、明るい色の登山用帽子の方が日差しなどから頭を保護しやすくなります。
出来るだけ軽いものを選ぶ
四番目に取り上げる登山用帽子の上手な選び方は、出来るだけ軽いものを選ぶというものです。
軽量な登山用帽子は身につけている際にかかる負担が軽減されるため、長い時間の山登りでも気楽な状態で過ごすことが可能です。
また、軽い登山用帽子の特徴として携帯しやすいというものがあります。
そのため、リュックに収納しやすかったり、必要な際にさっと取り出して着用したりすることが出来ます。
撥水性の高いものを選択する
最後に取り上げる登山用帽子の上手な選び方は、撥水性の高いものを選択するというものです。
撥水性の高い登山用帽子は、雨から頭部を守ってくれますので寒冷な地域での登山において体温の保持に役立ってくれます。
また、撥水性のある登山用帽子には汚れが付着しにくいといった特徴があるため、清潔な状態を保つことが可能です。
注意!登山用帽子には隠れたデメリットもある
登山用帽子には隠れたデメリットもあるため、注意が必要です。
デメリットの典型例としては、視界が悪くなりやすいというものがあげられます。
先述のとおり、登山用帽子は一般的にツバが大きめに作られているため、どうしても視野が狭まってしまうのです。
そのため、岩場の上り下りの際や、木の枝が多い場所の登山では不利に働くこともあるでしょう。
これから登山を楽しもうという方は、こういったデメリットも考慮したうえで、気を付けながら登山を楽しんでください。
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冒頭でもお話ししたとおり、登山は様々な人々から愛されているレジャーの一つです。
そして、この登山において大活躍してくれるのが、登山用帽子となります。
私たちイチヨンプラスでは、そんな山登りのお供となる登山用帽子を取り扱い中です。
機能性もバツグンで、UV加工や撥水加工はもちろんのこと、化学繊維のポリエステル100%ですので、速乾性や通気性にも優れています。
また、そのほかの大きな強みとして、弊社の登山用帽子には内部にメッシュポケットが付いている点があげられます。
このメッシュポケットには保冷剤を入れることが出来ますので、熱中症対策についても大きなメリットを受けることが可能です。
さらに、カラーバリエーションも豊富で視認性に優れた赤やイエローなどのほかにも、落ち着いた色合いのベージュやブラックも存在します。
上では登山用帽子はカラフルなものがよいと解説しましたが、衣服のカラーリングをきちんと調節すれば、シックな色合いの登山用帽子でも安全性は担保されますので、問題ないでしょう。
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